在宅ワークでの腰痛や運動不足を解消したくて、電動昇降デスクを検討している。でも
- 「高価な買い物で失敗したくない」
- 「重すぎて組み立てられないのでは?」
- 「配線がぐちゃぐちゃになりそう」
- 「使わなくなるのでは?」
といった不安で、購入ボタンを押せずにいませんか?。
この記事では、人気モデルを2年間使い倒した筆者が、実際に直面した「8つのデメリット」と、それらを解消した具体的な運用ルールや必須アイテムを包み隠さず公開します。
さらに、あなたが電動式を買うべきか一瞬でわかる判定チャートも用意しました。
結論|電動昇降デスクのデメリットは「運用」で9割解決できる
結論から言うと、電動昇降デスクのデメリットは購入前の準備と使い方の工夫でほぼ解決できます。
私は2年間FlexiSpot E7Hを使い続けていますが、現在の満足度は100点満点中100点。
最初の1ヶ月は「高い買い物をしてしまった…」と後悔しましたが、配線管理や使うタイミングのルールを決めてからは、もう手放せない存在になりました。
電動昇降デスクで後悔する人の多くは、「買えば自動的に健康になる」と思い込んでいます。
でも実際は、ケーブルトレーを付けたり、立つタイミングを決めたり、ちょっとした工夫が必要なんです。
逆に言えば、そこさえクリアすれば最高の自己投資になります。
1分判定チャート:あなたは電動式を買うべきか?
以下のチェックリストで3つ以上当てはまれば電動式がおすすめです。
| 項目 | 電動式が向いている人 | 手動式・固定式が向いている人 |
| 昇降頻度 | 1日2回以上立ちたい | たまに変えられればOK |
| 体力・力 | 女性・高齢者・力に自信がない | 手動ハンドルを回す体力がある |
| 予算 | 5万円以上出せる | 3万円以下に抑えたい |
| 設置場所 | 固定して使う(引っ越し予定なし) | 頻繁に移動させたい |
| 用途 | 長時間作業(4時間以上) | 短時間の軽作業 |
私は「1日中座りっぱなし」「腰痛持ち」「頻繁に昇降したい」という3点で電動式を選びましたが、大正解でした。
手動式だと面倒で結局使わなくなる自信がありました。
2年使用してわかった「デメリットに感じる人」と「満足する人」の違い
満足する人は「電動昇降デスクは道具であり、使い方次第」と理解しています。
デメリットを大きく感じる人は「買っただけで健康になれる魔法のアイテム」だと勘違いしています。
| 満足する人の特徴 | デメリットを感じる人の特徴 |
| 立つタイミングをルール化している | なんとなく気が向いた時だけ立つ |
| ケーブル管理を最初にやる | 配線そのまま→コードが抜けて諦める |
| 周辺アイテム(マット・スリッパ)を揃える | デスク本体だけ買って終わり |
| 「午後は立つ」など習慣化している | 「いつか使おう」で結局使わない |
私も最初の2週間は気まぐれに使っていましたが、全く習慣化しませんでした。
でも「午後の仕事開始は必ず立つ」「動画を見る時は立ってステッパーを踏む」とルールを決めたら、毎日フル活用できるようになりました。
2年使って判明!電動昇降デスクのデメリット8選と実録レポ
ここからは、私が実際に体験した「買う前に知っておきたかったデメリット」を包み隠さず紹介します。
1. 本体が重すぎて「一人での組み立て・移動」は修行

電動昇降デスクの組み立ては、正直かなりキツイです。
まず、届いた箱の重さに絶望しました。FlexiSpot E7Hの脚だけで30kg近くあり、天板を合わせると50kgを超えます。
組み立てたときは、二人推奨のところを無理やりやったため60分以上手こずりました。
さらに、電動ドライバーがないと取り付けられないパーツ(天板裏のケーブルトレー用ラック)もあり、これは必須パーツではないため、いまだに私は付けていません。
【実際に困ったポイント】
- 天板と脚を合体させる時、一人だとズレる
- ネジ穴の位置合わせが難しい
- 電動ドライバーがない取り付けれれないパーツ(必須ではない)がある
また、移動も一苦労です。完成後のデスクは50kg超え。模様替えで位置を変える時、そのまま引きずったら床に傷がつきそうで怖かったので、下にラグを敷いて少しずつ動かしました。
今のところ床の凹みはありませんが、重量がある分、気軽に動かせないのがデメリットです。
【解決策】
- 電動ドライバーを事前に用意(2,000円程度で買える・必須ではない)
- 可能なら二人で組み立て
- 移動時は床保護マットやラグを敷く
2. 配線管理を怠ると、昇降時にコードが抜ける


これが一番焦ったデメリットです。デスクを上げた瞬間、モニターのACアダプターが宙ぶらりんになってコードが抜けました。
電動昇降デスクは上下に動くため、ケーブルの長さに余裕がないとコンセントから引っ張られてしまいます。
【実際にやらかしたこと】
- デスクを上げたらモニターの電源が落ちた
- コードの劣化が早まりそうで不安になった
【解決策】
私はケーブル収納ボックスとケーブルバンド+ローテーブルを導入しました。これでケーブルをまとめつつケーブルの高さを上げたので、昇降時の引っ張りを防いでいます。
3. 障害物検知センサーは万能ではない

私のデスクには障害物検知機能がありますが、過信は禁物だと気づきました。
ある日、椅子を引かずにデスクを下げたら、椅子の肘置きに当たっても下がり続けて「ギギギ…」と音がしました。
センサーが反応しなかったんです。慌てて停止ボタンを押しましたが、「これ、挟まれたら危ないのでは…?」と思いました。
【センサーの限界】
- 椅子のクッションのような「柔らかいもの」には反応しにくい
(センサーは「固いもの」にぶつかると止まります) - 小さな子どもやペットが下にいると心配
【解決策】
私は「デスクを下げる前に必ず椅子を引く」というルールを作りました。
また、子どもがいる家庭では、デスクの下に入らないよう教育するか、ロック機能を活用するのが安全です。
4. 意識しないと「ただの高級な固定デスク」になる

これがある意味、最大のデメリットです。最初の1週間は楽しくて上げ下げしますが、慣れてくると「座ったほうが楽だし……」と、ボタンを押さなくなります。
「いつ立つか」を決めていなかったので、気づいたら座りっぱなし。高い電動昇降デスクを買ったのに、ただの固定デスクとして使っていたんです。正直、「失敗したかも…」と思いました。
【使わなくなる原因】
- 立つタイミングが決まっていない
- 立つのが面倒に感じる
- 立っても何をしていいか分からない
【解決策】
私は「午後の仕事開始時は必ず立つ」「動画視聴やジャーナル作業はステッパーを踏みながら立つ」とルール化しました。
無意識に貧乏ゆすりや、立ちたい衝動がある時はすぐに立つようにしています。
ルールを作ったら、毎日フル活用できるようになりました。
5. 高位置でのモニター揺れ・タイピング振動の許容範囲
デスクを120cm以上(ほぼマックス高さ)の高さに上げると、支柱が伸びる分、どうしても安定性は少し落ちます。
とはいえ、基本的な立ちの高さ(100cm〜119cm以内)であれば揺れることはありません。
【対策】
- モニターアームではなく、モニタースタンドを使う
- 安定性の高い上位モデル(E7 ProやPREDUCTS)を選ぶ
- 過剰に高くしない
私の場合は、ステッパーを併用する際にマックスの高さ129cmに設定するため多少は揺れてしまいます。
6. 廃棄:モーター寿命(5〜10年)と故障時の修理・処分コスト
電動製品である以上、いつかは壊れます。
一般的な寿命は5〜10年。保証期間を過ぎると修理費が高額になる可能性があります。また、重量があるため、粗大ゴミとして処分する際も手間とコストがかかります。
【対策】
- 保証が長いメーカーを選ぶ(FlexiSpotは最大5年保証)
- 長く使う前提で、耐久性の高いモデルを選ぶ
私はまだ2年目なので故障は未経験ですが、長期的なコストとして頭に入れておく必要があります。
7. 長時間立つと足が痛い

立ち作業に慣れていない人は、最初は足が痛くなります。
私も最初は30分立っただけで足裏が痛くなり、「これ、続けられるのか…?」と不安になりました。
【解決策】
クッション性の高いスリッパを導入したら、劇的に改善しました。
また、立ち始めは15分から始めて、徐々に時間を延ばすのがおすすめです。
今では1時間立ち続けても平気になりました。
8. すぐには集中力や腰痛改善の効果は出ない
「買ったら即、腰痛が治る・集中力が上がる」わけではありません。
むしろ最初は立ち姿勢に慣れず、逆に疲れて集中力が落ちることもありました。
私も使い始めて1週間は「本当に効果あるの?」と半信半疑でした。でも、2週間〜1ヶ月続けたあたりから、午後の眠気が減り、腰の違和感が軽くなってきました。
【ポイント】
効果を実感するには、最低2週間は続けることが大切です。焦らず、習慣化を優先しましょう。
デメリットを解消し「神デスク」に変える必須アイテム4選

電動昇降デスクを快適に使うために、私が実際に購入して「これは必須!」と感じたアイテムを紹介します。
| アイテム | 価格目安 | 効果 |
| ケーブル収納ボックス | 500〜1,000円 | 配線管理・見た目 |
| ケーブルバンド | 100~500円 | 配線管理・見た目 |
| 透明チェアマット | 1,000〜3,000円 | 椅子での傷や移動時に利用 |
| クッション性スリッパ | 1,500〜3,000円 | 足裏の痛み軽減 |
特にケーブル収納ボックスは絶対に買うべきです。私は付属のケーブルバンドと組み合わせて使っていますが、配線ストレスが完全になくなりました。
デメリットを超えた理由|2年使って「買ってよかった」本音
デメリットをたくさん書きましたが、それでも私は「買ってよかった」と心から思っています。理由は大きく3つです。
【2年使ってわかったメリットまとめ】
- 運動不足解消: ステッパー併用で仕事中に1日5,000歩を達成
- 生産性向上: 午後の眠気を「立ち姿勢」で即座にリセット
- 負担軽減: ミリ単位の調整で「自分専用の正しい姿勢」をキープ
1つ目は、ステッパー×立ち作業で運動不足が解消したこと。
在宅ワークで1日中座りっぱなしでしたが、動画視聴やジャーナル作業の時は立ってステッパーを踏むようにしています。座ったままだと「運動しなきゃ…」と思いながらも行動できませんでしたが、立つだけで自然と体を動かせるのが最高です。
2つ目は、午後の眠気を立ち作業でリセットできること。
以前は昼食後にコーヒーを飲んでもボーッとしていましたが、今は「眠くなったら立つ」を習慣にしているので午後もバリバリ作業できます。立つと血流が良くなるのか、頭がスッキリしてリフレッシュできます。
3つ目は、腰痛対策にミリ単位調整が効いたこと。
固定デスクだと数cmの差に体を合わせていましたが、電動なら自分にピッタリの高さに調整できます。腰痛が完全に治ったわけではありませんが、以前より明らかに楽になりました。
参考:私がデメリットを乗り越えて選んだ一台

私が2年間愛用し、今回のレポでも登場したのが「FlexiSpot E7(120×60cm)」です。
価格は5〜8万円程度。障害物検知やメモリ機能、静音性が高いレベルで揃っており、初めての電動昇降デスクとして「これを選べば失敗はない」と断言できる一台でした。
もちろん、他にも選択肢はあります。
- 安定性を極めるなら: プロ仕様の「PREDUCTS」
- 予算を3万円以下に抑えるなら: 格安モデルの「SANODESK」
各モデルの詳しい比較や、失敗しない選び方のコツについては、こちらの別記事で詳しく解説しています。
👉 [内部リンク:電動昇降デスクおすすめ比較と失敗しない選び方(作成中)]
まとめ|電動昇降デスクはデメリットを制すれば最高の自己投資になる
電動昇降デスクには「重い」「配線が面倒」「使わなくなるリスク」などのデメリットがあります。
でも、ケーブルトレーを付けたり、立つタイミングをルール化したりすれば、ほとんどのデメリットは解決できます。
私は2年間使い続けて、運動不足の解消・午後の集中力向上・腰痛軽減という3つの大きなメリットを得ました。満足度は100点です。
もしあなたが「在宅ワークで体がつらい」「健康的に働きたい」と思っているなら、電動昇降デスクは最高の自己投資になります。
デメリットを理解した上で、ぜひ一歩踏み出してみてください。

